勉強意欲が出ないとき~フロー状態を作り出して、やる気スイッチ入れる!

勉強に対するモチベーションを保つことは難しいものです。しかし、以前、別の記事で紹介したようにフロー状態を作り出すことで、勉強に集中しやすくなり、効率的に知識を身につけることができます。
フロー状態とは、没頭して物事に取り組んでいるときに、時間や周囲のことが気にならず、心地よい緊張感と達成感を味わえる状態のことです。
フロー状態になると、脳の働きが活性化され、集中力や記憶力が向上します。そのため、勉強にも効果的に取り組むことができるのです。
どのようにフロー状態を作り出すかについては下の記事を御覧ください。
フロー状態を作り出す4つのポイント
本記事では、勉強にフロー状態を作り出す4つのポイントを解説します。これらを実践することで、勉強意欲がグンとアップし、脳の限界を超えた能力が発揮できるはずです。疲れた自分と向き合いながら、勉強のやる気スイッチを入れる方法を一緒に学びましょう。
勉強場所を変える
同じ場所でずっと勉強していると、知覚的な努力が増加し、集中力が低下しやすくなります。そのため、勉強場所を定期的に変えることで、刺激を与え、集中力を高めることができます。
例えば、自宅、図書館、カフェ、公園など、さまざまな場所で勉強してみましょう。また、勉強場所を変えるだけでなく、机や椅子の位置を変えたり、照明を変えたりすることも効果的です。
勉強場所を変える際には、以下の点に注意するとよいでしょう。
- 周囲の環境が勉強に適しているか確認する
- 自分の集中力が持続できる場所を選ぶ
- 勉強場所を変えるたびに、勉強の目的や内容を明確にする
勉強方法を変える
同じ勉強方法ばかりしていると、飽きてしまい、集中力が低下しやすくなります。そのため、勉強方法を定期的に変えることで、刺激を与え、集中力を高めることができます。
例えば、単語帳をひたすら覚えるのではなく、ゲームやクイズなどを使って勉強したり、友人と勉強会を開いたりするとよいでしょう。また、勉強方法を変えるだけでなく、勉強する時間帯や時間を決めるのも効果的です。
勉強方法を変える際に注意する点。
- 自分の集中力や学習スタイルに合った方法を選ぶ
- 勉強の目的や目標を明確にする
- 勉強方法を定期的に見直す
勉強方法を変える具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 教材や参考書を変える
- 勉強する時間を決める
- 音読や暗唱をする
- 自分で問題を作る
- 他の人と協力して勉強する
自分に合った勉強方法を見つけて、集中力を高め、学習効果を向上させましょう。
適度な難易度の課題に取り組む
フロー状態になるためには、適度な難易度の課題に取り組むことが大切です。難しすぎる課題だと、挫折してしまいますし、簡単すぎる課題だと、すぐに飽きてしまいます。
自分に合った難易度の課題を見つけるには、まずは過去問や模試で自分の実力を把握しましょう。そこから、少し難しい課題を狙ってみましょう。
適度な難易度の課題に取り組むことでなぜフロー状態に入れるのでしょうか?それには以下の2つの理由が考えられます。
- 自分の能力を最大限に発揮できる
適度な難易度の課題に取り組むことで、自分の能力を最大限に発揮することができます。これは、脳が「適度な挑戦」を感じることで、集中力が高まり、脳の働きが活性化されるためです。
- 目標達成の達成感を得られる
適度な難易度の課題に取り組むことで、目標達成の達成感を得ることができます。これは、目標を達成することで、自己肯定感が高まり、モチベーションが維持されるためです。
休憩をとる
フロー状態に入ったとしても、長時間維持するのは難しいものです。そのため、適度に休憩を挟んで、リフレッシュを心がけましょう。
また、勉強に行き詰まったときは、一度休んで、気分転換をしましょう。別のことに取り組んでリフレッシュすることで、また勉強に集中できるようになります。
例えば、2時間勉強したら15分休憩したり、1時間に1回立ってストレッチしたりするとよいでしょう。また、休憩をとるだけでなく、好きなことをしたり、リラックスしたりするのも効果的です。
休憩をとる際には、以下の点に注意するとよいでしょう。
- 休憩のタイミング
休憩のタイミングは、勉強の集中力が持続できなくなるタイミングが目安です。一般的には、2時間に1回程度の休憩がいいでしょう。
- 休憩の長さ
休憩の長さは、15分程度が目安です。休憩が長すぎると、逆に集中力が低下してしまうことがあるため、注意が必要です。
- 休憩の過ごし方
休憩は、脳をリフレッシュさせるために行います。そのため、勉強とは関係のないリラックスできるような過ごし方をするのがよいでしょう。例えば、好きな音楽を聴いたり、ストレッチをしたり、散歩をしたりするのがおすすめです。
終わりに
以上、勉強にフロー状態を応用する3つのポイントを示しました。場所、方法、休息の入れ方に工夫をして、学習効率とモチベーションの維持・向上を図りましょう。疲れている自分と向き合いながら、少しずつ実践していきたいですね。