「これをやめたら人生が激変した」──2chスレに学ぶ“やめてよかった習慣”ランキング

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「やめたら人生が楽になったこと、ありますか?」

現代人の生活は多忙で、やることだらけ。「足すこと」ばかりに目がいきがちですが、実は「やめること」で得られる自由と幸福感は想像以上に大きいのです。

今回は、YouTubeで人気の【2ch有益スレ】「マジで『これやめて楽になった』ってモノ挙げてけwww」から、ネット民が実際にやめてよかったと語る習慣や行動を紹介し、その背景にある心理や生活改善のヒントを探っていきます。

「やめる」ことがもたらす心理的効果

何かを「やめる」という行動は、一見ネガティブに見えますが、実は自己肯定感の回復や、ストレス軽減、時間・金銭の節約につながる重要な選択です。行動経済学では、これを「決定疲れ(decision fatigue)」の回避とも関連づけており、不要な選択肢を減らすことで脳のエネルギー消費を抑え、生活全体の効率を高めることができるとされています。

【見出し①:精神的に楽になった“やめたこと”トップ3】

1位:SNS・掲示板の閲覧習慣

「5ちゃん(旧2ch)やめたらマジで精神的に楽になった」「見たくない情報が目に入らないだけで心が穏やかになる」──という声が複数寄せられています。ネット依存の典型的なパターンにある「無意味な情報摂取」が心の疲れを生んでいたことに気づいたという人も。
参考:日本人のSNS平均使用時間は1日約52分(2022年総務省調べ)。1年に換算すると約317時間=約13日間。これをカットするだけで、大きな時間の余裕が生まれます。

2位:ギャンブル

パチンコや競馬といったギャンブルをやめたことで「金銭感覚が正常化した」「無駄な出費が減り、PS4や服が買えるようになった」との報告が。とくに「やめたら人生が変わった」と語る人の多くが、月に数万円~十万円単位の損失を抱えていたというリアルな実態も。

3位:夜更かし・夜食

「夜更かしをやめたら体調が良くなった」「夜の炭水化物を抜いたら寝付きが良くなった」と、健康面への効果を語る人も多く見られました。実際、夜間の高GI(血糖値を急上昇させる)食品の摂取は睡眠の質を悪化させることが研究でも示されています。

生活を変えた“やめた習慣”たち

食生活の変化が人生を変えた

「晩飯を豆腐と納豆に変えただけで痩せた」「朝食と夕食は飲み物だけにしたら時間も浮いて快適」など、簡単な食習慣の見直しが健康と時間の余裕をもたらしたという例が多数。
特に「朝昼の炭水化物を抜いたら眠くならなくなった」という声には、糖質制限ダイエットの効果が表れています(糖質制限は一日130g以下に抑える食事法)。

“仕事を辞めたら楽になった”のリアル

「会社を辞めて独立した」「上昇志向をやめて、無能と思われても気にしないようにした」という話も印象的。
「社会のレールにしがみつく生き方から降りると、精神的に自由になった」という体験談は、いまの日本社会に多くの共感を呼びそうです。実際、2022年の厚労省統計では、フリーランス人口は462万人超。これも「やめる選択」が社会的に広がっている証かもしれません。

現代病からの脱却──デジタル依存とゲーム

スマホゲームとSNSからの解放

「ソシャゲ(ソーシャルゲーム)をやめたら仕事のデイリータスクが減った気がする」「対戦ゲーム(PvP)はイライラが多くて辞めて良かった」など、デジタルコンテンツの過剰摂取がストレス源だったことに気づいたという声も。
中には「Splatoonをやめたら精神安定した」「ゲーム配信も見なくなったら余裕ができた」など、受け身の娯楽からの卒業が人生に好影響を与えたという具体例も。

【見出し④:お金と時間を節約した“やめたこと”】

車・サブスク・通販──無駄な固定費に気づく

「車を手放したら年間50万円以上浮いた」「Amazonプライムをやめたら時間も自由になった」「最安値を探すために何時間も比較するのをやめた」など、浪費の自動化を止めることで人生に余白が生まれたという報告が多く見られました。

美容・衣服への過剰投資も見直し

「美容室は雰囲気代だけ」「チャラい美容師より、年配の理髪店の方が丁寧」など、“見栄え”にかけるコストを冷静に見つめ直す声も。ファッションや髪型に気を使うこと自体がストレスだったという証言も印象的です。

【補足情報:やめたくてもやめられないこともある】

タバコ、酒、投資──強い中毒性との闘い

「タバコやめたら寝起きが良くなった」「服が臭くなくなった」など効果を感じる一方、「タバコやめたいけどつらい」「FXで借金まみれ、でもやめられない」といった“中毒性のある習慣”から脱却する難しさを吐露する声も。

学校・職場・人間関係──制度との折り合い

「不登校になったら楽になった」「進級にこだわるのをやめた」など、学校や職場という“制度に縛られること”からの脱却を選んだ人もいました。ただし、これは全員にとって最適解とは限らず、慎重な判断が求められます。

まとめ – 「足し算」ではなく「引き算」の生き方へ

今回紹介したスレッドには、日常に埋もれていた「やめるべきこと」が数多く見つかりました。共通しているのは、「自分にとって本当に必要なものを見極めた先に、自由と快適さがあった」ということ。

やめる=逃げではありません。むしろ、それは“選ぶ勇気”の表れです。
もし今、「毎日がなんとなくしんどい」と感じているのなら、一度“引き算の思考”を取り入れてみるのも良いかもしれません。

あなたにとっての「やめたら楽になったこと」、それは何ですか?
気づけば、そこから人生が大きく動き出すかもしれません。

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