買ってはいけないサバ缶

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もくじ
1. 溶出したBPAによる健康被害
- 特徴: 中国産のサバ缶に多く、缶の内側の塗装に使われるエポキシ樹脂からBPA(ビスフェノールA)が溶け出す。BPAは脳や生殖器に影響を与え、乳がんのリスクを高める可能性がある。
- 見分け方:
- 外国産のサバ缶は、日本の食品衛生法に比べてBPAの基準が緩い場合があるため、産地を確認する。
- 製造年月日が古い缶詰はBPAの溶出量が多い可能性があるため、なるべく新しいものを選ぶ。
- EUの基準は日本より厳しいため、ヨーロッパ産の無添加オイルサーディンやオリーブオイル漬けを選ぶのも良い。
2. ヒスタミン中毒による皮膚炎
- 特徴: 製造から時間が経った古いサバ缶は、ヒスタミン中毒を引き起こす可能性がある。ヒスタミン中毒は、頭痛、吐き気、蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こす。ヒスタミンは加熱しても分解されない。
- 見分け方:
- 製造年月日が新しいものを選ぶ。
- 開封後の缶詰は常温で放置せず、冷蔵保存し、2週間以内に食べきる。
- 衛生管理が徹底されていない外国産の安い缶詰には注意する。
3. DHA・EPA含有量の低下
- 特徴: サバの旬は秋から冬であり、この時期のサバはDHAやEPAといった不飽和脂肪酸が豊富。春から夏のサバ缶はDHA・EPA含有量が少ない可能性がある。
- 見分け方:
- メーカーが旬の時期に水揚げされたサバを使用していることを明記している商品を選ぶ。(例:清水食品の「三陸さば 時しらず水煮」など)
- サバ缶の中身を確認し、皮を剥いた際に白い脂肪が多いものを選ぶ。
4. 食品添加物の過剰摂取
- 特徴: 安価なサバ缶には、調味料(アミノ酸等)、増粘剤などの食品添加物が含まれている場合がある。特に調味料(アミノ酸等)に含まれるグルタミン酸ナトリウムは、大量摂取により頭痛やしびれを引き起こす可能性がある。増粘多糖類は、肥満や糖尿病のリスクを高める可能性がある。
- 見分け方:
- 原材料表示を確認し、調味料(アミノ酸等)と書かれていないものを選ぶ。
- 無添加のサバ缶を選ぶ。
- 水煮缶の場合でも、食塩不使用または天然塩を使用した商品を選ぶ。(例:送健者のサバ水煮缶など)
5. 酸化したサバ缶
- 特徴: サバに含まれるDHA・EPAは酸化しやすい。酸化したサバ缶は健康効果が期待できない。
- 見分け方:
- 旬の新鮮な国産原料を使用した商品を選ぶ。
- 開封後はすぐに食べる。
- サバ缶を加熱調理するとDHA・EPAが失われるため、そのまま食べるのがおすすめ。