凡人でも勝てる!たった一つの秘密とは?競争に勝つために必要なマインドセット

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先日、伊庭正康著「結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる」という本を読みました。
この本では、成功している人は「しつこい人」であり、たくさんのことに手を出さず1つのことに集中することで、大きな成果を上げることができると説いています。

凡人の私でもビジネスで成功できる唯一の方法、それは”しつこく続けること”です。
ビジネスだけではなく、勉強や恋愛についても同じようなことが言えます。

しつこさというのは、単に諦めないことだけでなく、目標を達成するために必要な努力を惜しまないこと、そして、失敗を恐れずに挑戦し続けることです。

この本では、しつこさのメリットやコツ、実践方法などが具体的に説明されています。私なりの解釈で本を紹介します。

「良いしつこさ」と「悪いしつこさ」

良いしつこさ」とは、目標を達成するために必要な努力を惜しまないこと、そして、失敗を恐れずに挑戦し続けることです。例えば

  • 資格を取得するために、勉強を続ける
  • 新しい言語を学ぶために、毎日のレッスンを欠かさない
  • スポーツで上達するために、練習を続ける
  • 失敗を経験しても、諦めずに再チャレンジする
  • 恋愛で振られても、また新しい恋に挑戦する
  • 仕事でミスをしても、そこから学んで成長する
  • 周囲の人の協力を得るために、粘り強く交渉する
  • プロジェクトを成功させるために、関係者と丁寧に話し合いをする
  • チームの目標を達成するために、仲間と協力して取り組む
  • 困っている人を助けるために、支援をお願いする

「良いしつこさ」を発揮するためには、以下のポイントを押さえることが大切だと考えます。

  1. 目標を明確にする
    目標が明確になっていないと、何のためにしつこく頑張るのかがわからなくなり、途中で挫折しやすくなります。
  1. 相手を理解する
    相手を理解することで、相手の気持ちに配慮した行動をとることができます。
  1. 状況に応じて臨機応変に対応する
    状況が変われば、対応も変えていく必要があります。

一方、「悪いしつこさ」とは、自分本位で相手の気持ちを無視して、無理やり自分の意志を通そうとすることです。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 相手の意見を聞いて、納得した上で自分の意見を述べるのではなく、自分の意見を押し付けようとす
  • 相手が嫌がっているのに、しつこく頼み込む
  • 好きな相手に振られてれたのに、しつこく付きまとう。プレゼントを贈り続ける(こういう人をストーカーと呼びます)
  • 相手が忙しいのに、無理やり話を聞いてもらう
  • 自分の都合を押し付け、相手の事情を理解しようとしない
  • 自分の予定を優先し、相手の予定を無視する
  • 自分の気持ちばかりを押し付け、相手の気持ちを尊重しない

「良いしつこさ」と「悪いしつこさ」の違いは、相手の気持ちを尊重するかどうかにあります。

「良いしつこさ」は、相手の気持ちを理解し、相手の協力を得ながら目標を達成するために必要な努力です。一方、「悪いしつこさ」は、自分本位で相手の気持ちを無視して、無理やり自分の意志を通そうとするものです。

「良いしつこさ」を発揮するためには、相手の気持ちを理解し、相手の立場に立って考えることが大切です。

諦めないだけて一目おかれる

あなたはこのような人をどう思いますか?

「ダイエットを始めたけど、甘いものが我慢できずに3日でやめてしまった」
「ギターを始めたけど、指が痛くなって一月もたずにやめてしまった」
「ボランティアを始めたけど、時間がなくて3ヶ月でやめてしまった」

こういう人に対して「責任感や忍耐力がない人だ」「口先だけの人だ」と感じるのではないでしょうか?

うまい、下手は関係なく何かを続けている人に対しては、「なかなかやるね」「信頼できる人だ」と感じます。

何かを続けるだけで人は信頼、信用され、尊敬されるのです。

諦めない人は、

  • 目標や夢に向かって真摯に向き合っている人だと評価されます。
  • 困難に直面してもめげずに立ち向かうことができるという印象を与え、周囲の人に信頼や尊敬の念を抱かせます。
  • 困難な状況に陥っても、決して諦めずに最後までやり遂げることができるという印象を与えます。
  • 経験値を積んでいると評価されます。
  • 同じ仕事を続けていると、同じ業界や職種の人と知り合う機会が増え、人脈が広がります。
  • 前向きな姿勢に勇気づけられたりもします。

もちろん、諦めずに努力を続けることが必ずしも成功につながるとは限りません。しかし、諦めずに努力を続ける人は、周囲の人に信頼や尊敬の念を抱かせ、前向きな姿勢に勇気づけられる存在であることは間違いありません。

しつこくなるために

この本では「しつこく」なるためには「余計なものを捨てろ」と言っています。

この考えは、とても理にかなっていると思います。
目標や夢を達成するためには、それに集中して努力を続けることが大切です。しかし、余計なものに心が奪われてしまっていると、目標や夢から意識が逸れてしまい、努力が続けられなくなってしまう可能性があります。

では「余計なもの」とは何でしょうか?

それは興味のないこと」「時間の浪費」「ネガティブな思考」「不健康な習慣」「無駄な活動」「目的に沿わないことだと考えます。もちろん、何が「余計なもの」であるかは、人によって異なります。そのため、自分にとっての「余計なもの」をよく考え、それらを捨てることで、目標や夢に集中し、しつこく努力を続けることができるようにしましょう。

やり続けるためには

「やり続けるためには仕事がどういう価値を生んているのかを考える必要がある」とも言っています。

仕事は、単にお金を稼ぐためだけのものではなく、社会に価値を生み出すためのものです。仕事がどのような価値を生み出しているのかを考えることで、仕事へのモチベーションを維持し、やり続けることができます。このあたりの話については私のブログの別のページでも解説しています。

また、やり続けるためには「仕事の段取りを減らして簡単にする」ことが大事です。

  • 段取りを減らすことで、仕事に取り掛かるハードルが低くなります。
  • すぐに仕事に取り掛かることができるため、効率よく仕事を進めることができます。

仕事の手順を簡略化したり不要な手続きを減らしたり、ルーティン化することで効率的かつスムーズに仕事をすることができます。

終わりに

この本は、しつこさが人生にどのような影響を与えるか、どうやってしつこさを身につけるか、どうやってしつこさを維持するか、といったテーマについて分かりやすく解説しています。

この本は、自分の夢や目標に向かって頑張っている人、あきらめそうになっている人、新しい挑戦をしたい人など、様々な人におすすめできる一冊だと思います。ぜひ読んでみてください。

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