「こうなるに違いない」と信じれば、本当にそうなる!自己成就予言を味方につける

私は自分の悩み、失敗などを通して解決法やアドバイスなどをブログで執筆していますが、今回はお金の悩みについてお話ししたいと思います。
あなたはお金に関する悩みを抱えていませんか?例えば、収入が少ない、貯金ができない、借金がある、将来の不安がある、などなど。お金の悩みは人生のさまざまな面に影響を与えて、ストレスや不幸を引き起こすことがあります。私も常にそんな状態です。
しかし、そんなお金の悩みを永久に解決する方法があるとしたら、あなたは知りたくありませんか?私は最近「すべてのお金の悩みを永久に解決する方法【ビクター・ボック著】」という本を読みました。
私が特に興味深く読んだのは、”人は予想していることを経験する”という内容の箇所です。
私たちは、思考(潜在意識)が現実化するよう行動するというのです。これを「自己成就予言」ともいいます。
なんだかスピリチュアルのようにも感じますが、これが本当なら「潜在意識」に働きかける方法を知りたくなりますよね。
次の章では、直接潜在意識に働きかける方法について私の考えを交えてご紹介します。
「願う」と「予想する」は違う
人が「こうなったらいいな」と願うのは意識して行うことです。でも無意識下では正反対のことを考えている場合があります。
意識と無意識が相反する例をいくつか紹介します。
・意識では健康であることや運動することを望んでいる一方で、無意識のレベルでは運動や早起き、健康な食事は苦痛と感じているので行動できない。
・意識では豊かさや成功を望んでいる一方で、無意識のレベルではお金は悪だとか、成功することは恐ろしい、成功者は悪いやつに違いないといった負の信念を抱いている場合があります。これがお金の面での成功や豊かさを引き寄せる障害となります。
・意識では良好な対人関係や愛情を望んでいる一方で、無意識のレベルでは他人を信頼できない、愛される価値がないという信念を抱いている場合があります。これが良好な人間関係を築く障害となります。過去にいじめを受けた人がこのような信念を抱くことが多い。
・意識では成功を望んでいるが、無意識のレベルでは自分には成功する資格がないと感じたり、失敗することを恐れている場合があります。
・意識では夢や野心を持ちつつも、無意識のレベルでは安定した状態やリスクの少なさを求めるため、夢を追求することに抵抗を感じる場合があります。
当てはまる人もいるのではないでしょうか?
幸福やお金、対人関係については、過去のトラウマや特定の経験が影響を与えている可能性があります。とくに家族や親しい人々との関係が影響を与えることがあります。例えば、親が自己犠牲を重んじる態度を示していた場合、それが影響を与えています。恋愛で失敗した経験がある人は、無意識的に恋愛に対して消極的になったり、恋愛に自信を持てなくなったりします。
また、一部の社会や文化では、他人への奉仕や共同体の幸福を重視する価値観が強調されることがあります。これが、自分の幸福を犠牲にする傾向につながる可能性があります。
無意識的な願望は、自分の気づかないうちに持っている願望です。この無意識的な願望に沿って私たちは行動しています。
ではこの無意識・潜在意識の願望を書き換える(上書きする)にはどうしたらいいのでしょうか?
潜在意識を書き換える方法
無意識、潜在意識の願望を上書きする方法を2つ紹介します。
- 行動変容
自分の行動を望ましい方向に変えることによって潜在意識に訴えかける。 - アファメーション
自分の目標やゴール、願望を肯定的な言葉で表現し繰り返し唱えることです。
この中で私は「行動変容」が一番なんとなくしっくり来ます。行動を変えることで「自分はこの願望にふさわしい人間だ」という確信を得られた経験をしたからでしょう。もちろん2つを同時に行ってもいいです。
いずれの場合も継続する強い意思と時間が必要なのは言うまでもありません。
続いてそれぞれのやり方について解説します。
行動変容
行動変容とは、自分の行動を望ましい方向に変えることです。
行動変容には、以下の2つの要素が含まれます。
- 行動の変化:望ましい行動を新たに始める、または望ましくない行動をやめる
- 行動の維持:変化した行動を継続する
行動変容は、さまざまな場面で必要とされます。例えば、ダイエット、禁煙、勉強、人間関係の改善など、自分の人生をより良くするために行動変容が必要となることがあります。
行動変容を促すためには、以下の3つの要素が重要です。
- 動機付け:行動変容を実行する意欲
- 知識とスキル:行動変容を実行するための知識とスキル
- 環境のサポート:行動変容を実行しやすい環境
行動変容を成功させるためには、これらの要素をバランスよく組み合わせることが大切です。
行動変容には、以下の2つのアプローチがあります。
- 認知行動療法:自分の思考や感情を理解し、それらを変化させることで行動を変化させるアプローチ
- 行動療法:行動を変えることで、思考や感情が変化することを促すアプローチ
行動変容は、簡単なことではありません。しかし、適切なアプローチと努力をすれば、誰でも行動を変化させることができます。
行動変容を成功させるためのヒントをいくつか紹介します。
- 小さな目標から始める:大きな目標を達成しようとすると、途中で挫折してしまう可能性があります。そのため、まずは小さな目標から始め、成功体験を積むことが大切です。
- 具体的な行動計画を立てる:漠然とした目標では、行動に移すことができません。行動変容を成功させるためには、具体的な行動計画を立てることが大切です。
- 自分を責めない:失敗は誰にでも起こります。失敗を恐れて行動を起こさないことは、行動変容を成功させるための妨げとなります。そのため、失敗を経験しても自分を責めずに、次のステップに進むことが大切です。
行動変容は、自分の人生をより良くするための第一歩です。行動変容を成功させることで、自分の望む人生を実現することができるでしょう。
アファメーション
アファメーションとは、自分の目標や願望を肯定的な言葉で表現することです。例えば、「私は成功する」「私は健康だ」「私は愛されている」といった言葉です。
アファメーションを繰り返し唱えることで、潜在意識に「私は成功できる」「私は健康になる」「私は愛されている」というイメージを植え付けることができます。その結果、目標や願望を実現しやすくなると考えられています。
アファメーションを効果的に行うためには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 肯定的な言葉を使う
否定的な言葉を使うと、潜在意識に「私は成功できない」「私は健康にならない」「私は愛されていない」というイメージが植え付けられてしまいます。そのため、アファメーションには肯定的な言葉を使うようにしましょう。
- 現在形で表現する
「私は成功したい」という表現よりも、「私は成功している」という表現の方が、潜在意識にイメージが伝わりやすくなります。そのため、アファメションは現在形で表現するようにしましょう。
- 強く信じて唱える
アファメーションを唱えるときは、強く信じて唱えるようにしましょう。心から信じていない言葉は、潜在意識に伝わりにくいためです。
- 継続的に行う
アファメーションを効果的に行うためには、継続的に行うことが大切です。毎日、1日数回、10分程度を目安に行うようにしましょう。
アファメーションの効果は、人によってさまざまです。すぐに効果が表れる人もいれば、継続して行うことで効果が表れる人もいます。
自己暗示に似ていますが、自己暗示は現実と矛盾することを思い込ませることで、心理的な不協和を解消しようとする方法です。
例えば、「タバコは嫌いだ」と自分に言い聞かせて、タバコをやめようとするのが自己暗示です。
終わりに
私はこの本のおかげで、お金と自分の人生をコントロールする術を学ぶことができました。この本は私にとって本当に価値のある本です。今回紹介したこと以外にも多くの示唆に富んだ内容が含まれていますので、あなたもお金の悩みから解放されたいと思うなら、ぜひこの本を読んでみてください。
この本を読んで、あなたのお金の悩みが解決されることを願っています。