無駄遣いを減らすための習慣:物欲が湧いてきたら「購入したあとのコスト」に着目しよう。
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もくじ
ライフサイクルコスト
ものを買うときには、単なる金額だけでなく、ライフサイクルコストを意識する必要があります。
ライフサイクルコストとは、ものを買って捨てるまでにかかるすべてのコストのことを言います。
購入コスト
- 商品の価格(原価)
- 配送料
- 消費税
- 販売手数料
保管コスト
- 倉庫の賃料
- 保管料
- 保険料
- 棚卸費用
運用コスト
- メンテナンス費用
- 修理費用
- 使用料
- 消耗品費用
廃棄コスト
- 処分費用
- 環境汚染対策費用
ものの値段には価格以外にもコストがかかることを忘れてはなりません。
また、お金だけでなくメンテナンスにかかる時間や労力なども失うことを忘れないでください。
ものを購入する前に以上のようなコストが、ものを所有している間ずっとかかることを意識するだけで物欲がだいぶ抑えられることでしょう。
靴を買う場合のコスト
例えば、靴を買った場合のコストは、以下のようになります。
- 購入コスト
- 靴の価格+消費税+配送料
- 店まで行く時間と労力、靴を選んでいた時間
- 保管コスト
- 靴箱やシューズラックなどの収納スペースの費用
- 靴の保管にかかるスペースの賃料(賃貸住宅の場合)
- 運用コスト
- 靴のクリーニングや修理費用
- 靴の寿命を延ばすためのケア用品や消耗品の費用
- 靴の手入れに費やした時間と労力
- 廃棄コスト
- 靴の処分費用
- 処分する手間
以上のことから、自分のライフスタイルやニーズを把握して購入前に必要な靴を明確にしましょう。
必要な靴だけを買うことで、購入コストや保管コストを抑えることができます。