ストイシズムから学ぶ、他人の評価に左右されない生き方
今回はYouTube動画の内容を参考にしながら、ストイックの考え方について書いていきます。
The Stoic Art Of Not Caring What People Think（人の目を気にしないストイックな芸術）
この動画では、古代ギリシャの哲学者たちが提唱したストイシズム（ストイックな心の持ち方）の思想が紹介されています。
ストイシズムは、自分の価値観や行動に集中し、他人の評価を気にしすぎない生き方を提唱しています。動画では、ストイックの哲学者マルクス・アウレリウスが他人の意見を気にしすぎることは時間の浪費であると述べた言葉が引用されていました。
また、成功者の実例を踏まえ、他人の目を気にせずに自分の仕事に集中することの大切さも説明されていました。そして自分の価値観を貫き、他人の評価を気にしない強さが成功につながると結論付けていました。
今日のエピソードでは、他人の評価を気にしないというストイックな技術について話そう。他人と自分を比較しないのは、他人をコントロールできないからだ。
もくじ
ストイシズムの考え方
自分の価値基準を持つ
ストイシズムでは、自分なりの価値基準を持つことが非常に重要視されています。これを「内なる基準」と呼びます。
内なる基準とは、自分が何を正しいと考えるのかという価値判断の基準のことです。誠実さや勤勉さを重視するなど、自分が大切にしたい価値観を明確に持つことが推奨されています。
内なる基準を持つことで、自分の行動の拠りどころとなり、他人の意見に惑わされることなく、自分の信じる道を貫く力が生まれるのです。
現代社会は、情報化やグローバル化が進み、価値観の多様化が進んでいます。そのため、他人の意見や価値観に流されてしまい、自分の信念を貫くことが難しくなっているように思います。
ストイックな人は、自分でコントロールできることとコントロールできないことがあると言う。あの人は私より多くのものを持っている、なぜあの人はそれを持っているのだ、と言い始めると、妬みや嫉妬に陥り、自分から喜びや幸福を奪ってしまうことになる
そのような状況において、自分なりの価値基準を持つことは、自分の行動をコントロールし、自分の人生を生きていく上で非常に重要です。
例えば、仕事においては、自分の信じる正義や倫理観に基づいて、行動することができます。また、人間関係においては、自分の価値観を尊重してくれる人を選ぶことができます。
もちろん、内なる基準を持つことは、簡単なことではありません。自分の価値観を明確にするために、自分自身と向き合う必要があります。しかし、その努力は決して無駄にはなりません。
内なる基準を持つことで、自分の人生をより豊かに、より充実したものにすることができるでしょう。
内なる基準を持つことのメリット
- 自分の行動の拠りどころとなる
- 他人の意見に惑わされず、自分の信じる道を貫くことができる
- 自分の人生をより豊かに、より充実したものにすることができる
内なる基準を持つことで、人生をより良く生きるための力を身につけることができます。ぜひ、自分なりの価値基準を持って、充実した人生を送ってください。
また、内なる基準は、仕事や人間関係だけでなく、他分野にも言えます。
例えば、勉強においては、自分の学びたいことを明確にすることで、モチベーションを維持することができます。また、スポーツにおいては、自分の目標や理念を定めることで、トレーニングや試合に取り組む姿勢が大きく変わります。
このように、内なる基準は、人生のあらゆる場面で役立つものなのです。
他人の評価から自由に
ストイシズムでは、他人からの評価や称賛を得ることは 重要ではないと位置づけられています。
重要なのは自分の価値基準に基づいて正しいと思うことをやり遂げること。他人からどう見られるかは二の次なのです。
確かに認められたい、褒められたいという欲求は誰しも持っています。しかし、それを第一に考えると本来大切なことを見失ってしまいます。他人の評価から内なる自由を得ることが大切な概念です。
私は10年以上前にニューオーリンズに引っ越してきて、この小さなアパートに住んでいたのだが、引っ越してきたときにしたことのひとつに、本を書いていることを誰にも言わなかったということがある。
1つ目は、後でわかったんだけど、ここにいる友達の大勢は、私がただ仕事を持っていないだけだと思っていたみたいで……私が基本的にただの浮浪者だと思っていたみたいで……私が本を書いているなんて全然知らなかったんだ。
私は誰にどう思われようと気にしなかった。自分がしている仕事は、いずれ報われると思っていたし、発表があったとき、私がただアパートでぶらぶらしているのではなく、何かに取り組んでいることにみんな驚いた。
そして2つ目は、ストイックな人はそのことについて語らない。
だから、本を書いたことで評価されたくなかったし、本のことを聞かれたくもなかった。私は、その本について認めてもらいたいとは思っていなかった。
毎日をプロジェクトに費やしたかった。それが実を結び、最終的に私が辿り着いた道へと導いてくれたのです。
他人からの評価や称賛を得るために、自分の価値観や行動を曲げてしまうことは、決して良いことではありません。自分の価値基準に基づいて正しいと思うことをやり遂げることこそが、人生を充実させるための最も重要なことです。
他人からの評価や称賛を得ようとすることは、決して悪いことではありません。しかし、それを第一に考えると、本来大切なことを見失ってしまう可能性があります。
また、他人の評価や称賛は、自分の価値基準とは必ずしも一致しないということを理解することも大切です。他人の評価や称賛を気にするあまり、自分の価値基準を見失わないように注意しましょう。
内なる自由を得るための方法
- 自分の価値基準を明確にする
- 他人の評価や称賛は、自分の価値基準とは必ずしも一致しないということを理解する
- 他人からの評価や称賛を気にしすぎない
他人からの評価や称賛から内なる自由を得ることで、自分の人生をより豊かに、より充実したものにすることができます。ぜひ、自分なりの価値基準を明確にして、他人からの評価や称賛に左右されない人生を送ってください。
また、他人からの評価や称賛から内なる自由を得る考え方は、仕事や人間関係だけでなく、他の場面でも応用することができます。
例えば、スポーツにおいては、自分の目標や理念を定めることで、周囲の評価や声援に左右されずに、自分のパフォーマンスを最大限に発揮することができます。また、芸術においては、自分の表現したいことを追求することで、他人の評価や批判を気にせず、自分の作品を創造することができます。
このように、他人からの評価や称賛から内なる自由を得る考え方は、人生のあらゆる場面で役立つものなのです。
自分に集中する
他人の意見を気にしてばかりいたら、他人の成功を気にしてばかりいたら、良い仕事をする能力は100％低下する。心には一定の帯域幅があるのだから。私がこのことを人に話すときにいつも表現する方法は、それを数字に例えて見ることだ。例えば、あなたが100の帯域幅を持っていて、誰かがツイッターであなたに意地悪なことを言ったとする。さて、あなたはどのくらい持っていますか？きっと30%は消えていて、30%はこのことに専念している。今は40かもしれない。実際にやろうとしている仕事が何であれ、集中力がないために大きく低下している。
この動画では、ツイッターでの悪口を例に挙げていますが、他にも様々な場面で他人の意見に影響されることがあります。例えば、友人や家族からの期待や圧力、メディアや広告からの情報や誘惑、社会的な常識や流行などです。これらのものに対しても、自分の判断力や感性を失わないように注意する必要があります。
自分に集中することの重要性を分かりやすく例えるなら、自分の人生を運転するときに、前方に集中することと似ていると思います。前方に集中することで、目的地に向かって安全に進むことができます。しかし、他人の意見に気を取られると、後方や横方に目を向けてしまい、事故や迷子になるリスクが高まります。自分の人生の運転手は自分自身なので、自分の道を見失わないように、自分に集中することが大切です。
自分の価値観に基づき、自分がやるべきことに全神経を注ぐことが成功への近道だと、ストイシズムは言います。他人の視線を意識せず、自分の人生を切り開くことが重要なのです。
まとめ
この動画は、他人の評価より自分の価値観を大切にし、自分の道を貫くべきだとストイシズムの思想を通して説明していました。
内なる基準を持ち、他人の評価を気にしすぎない強さを身につけることで、自分らしい人生を歩めるはずです。自分の人生を生きる以上、他人の視線に惑わされずに自分の価値観を貫き通す生き方が理想的だと思いました。
以上のように、このYouTube動画の内容とストイシズムの考え方をより詳細に解説しました。ご意見いただけましたら幸いです。
誰かに批判されたとき、私はマーカスのためにこの練習をする。でも、それなのに、なぜか自分の意見よりも他人の意見を気にしてしまう。それは狂気だ。自分自身の内なるスコアカード、自分自身の感覚に集中しなければならない。それが自分を測る基準だ。他人の戯言じゃない。率直に言って、どうせあなたは尊敬していない人々の無価値な意見でもない。
