脱サラ?副業?3年間の経験者が語る、デジタル商品販売で成功するための4ステップ入門ガイド[Etsy,Shopify]
「場所を選ばず、時間にも縛られない働き方」
そんな自由なライフスタイルに憧れる方は多いのではないでしょうか?
実は、デジタル商品販売なら、そんな夢を叶えることができるかもしれません。
私は3年間、オンラインで物販に携わってきました。
最初はEtsyやShopifyで物理的な商品を販売していましたが、現在はデジタル商品に移行して約4ヶ月。
この変化は、私のビジネスを大きく変えました。
利益率は向上し、フルフィルメント(商品の発送や管理)は自動化され、どこにいても収入を得られるようになったのです。
この記事では、Youtuberのティムさんが3年間の経験で得た知識を基に、デジタル商品販売で成功するための4ステップを初心者向けに解説します。
あなたも、デジタル商品を販売して、自由な働き方を手に入れてみませんか?
アイデアを生み出す – あなただけのニッチを見つけよう
デジタル商品を販売する上で、まず重要なのが「アイデア」です。どんな商品を売るか? どうやってアイデアを見つけるか?
Etsyのキーワード検索ツール(Marmaladeなど)を使うという手もありますが、私はおすすめしません。
これらのツールは、検索ボリュームが高く、競合が少ないキーワードを探し出すことを目的としていますが、本当に売れる商品を見つけられるとは限りません。
私の場合は、自分が欲しいもの、必要なものからアイデアを得ています。自分が実際に困っていること、不満に思っていることを解決できる商品を考えます。
なぜなら、自分自身がユーザーであるため、商品の問題点や改善点に気づきやすく、熱意を持って取り組めるからです。
たとえば、私がもしゴルフ好きなら、ゴルフ関連のデジタル商品を考えるでしょう。
しかし、ゴルフに全く興味がなければ、たとえ検索ボリュームが多くても、良い商品は作れないでしょう。
「ニッチ(特定のニーズを持つ市場)」を見つけるためには、自分のスキルや得意なことを洗い出すことが重要です。
紙とペンを用意して、自分が得意なこと、人から頼まれることをリストアップしてみましょう。
例えば、グラフィックデザイン、写真撮影、数学、文章作成、料理、ゲームなど、どんなことでも構いません。
重要なのは、あなたのスキルこそが、お金を生み出す源泉だということです。
なぜなら、人は自分ではできないこと、やりたくないことを人に依頼するからです。
「私には何もスキルがない…」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
子供の頃に得意だったこと、学校で褒められたこと、周りの人がいつもあなたに聞いてくること…必ず何か得意なことがあるはずです。
市場調査 – 売れる商品を見極める
アイデアがいくつか出てきたら、次は市場調査です。本当に売れる商品なのか? 競合はどれくらいいるのか? 価格帯は?
最も手軽な方法は、実際に販売プラットフォーム(Etsyなど)を「ブラウジング(インターネット上の情報を閲覧すること)」することです。
自分が売りたい商品のキーワードで検索し、どんな商品が売られているのか、どんな価格帯なのか、レビューはどうか、などをチェックします。
ここで重要なのは、売れている商品をそのままコピーしないことです。
既存の商品を参考にしながらも、自分のスキルやアイデアを活かして、改善点を見つけ、独自の価値を付け加えることが大切です。
既存の商品をそのままコピーしても、すでに多くの実績を持つ競合には勝てません。
価格競争に陥り、利益を圧迫する可能性もあります。
もしアイデアが浮かばない場合は、アイデアを組み合わせるという方法もあります。
例えば、あるニッチで成功している商品を、別のニッチに応用してみるのです。
以前、私は「パーソナライズされたケチャップラベル」というアイデアを紹介しましたが、これを他の商品に応用することもできます。
例えば、お菓子やボードゲーム、ノートなどのラベルをパーソナライズすることもできるでしょう。
商品作成 – 最小限の労力で最大限の価値を
アイデアが決まったら、いよいよ商品作成です。ここで重要なのは、完璧主義に陥らないことです。
最初は、できるだけ早く商品を作り上げ、顧客からのフィードバックを得ることを優先しましょう。
時間をかけて完璧な商品を作っても、売れなければ意味がありません。
まずは、「MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)」を作成し、市場の反応を見るのがおすすめです。
Etsyで販売する場合は、最低10個の商品を揃えてからショップをオープンすることをおすすめします。
これは、EtsyのSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)に関係していると考えられます。
もし、あなたが誕生日デコレーションのデジタル商品を販売する場合、1つのデザインだけではなく、様々なデザインを用意する必要があります。
なぜなら、多くの商品はある程度の品揃えがないと、顧客は「まだ開店準備中かな?」と思い、購入をためらってしまうからです。
SEO対策 – 顧客に見つけてもらうために
良い商品を作っても、顧客に見つけてもらえなければ意味がありません。そこで重要になるのがSEO対策です。
検索エンジンの目的は、ユーザーが探している情報に最適な商品を提示することです。
そのため、GoogleやEtsyのアルゴリズムは常に変化しています。
「これをすれば必ず上位表示される!」という裏技はありませんが、SEOの「ベストプラクティス(最も効果的な手法)」に従うことで、検索結果に埋もれるリスクを減らすことができます。
Etsyのタイトルは、ロングテールキーワード(3〜5語の具体的なキーワード)を効果的に使いましょう。
例えば、「アクティビティブック」とだけ書くよりも、「未就学児向けプリントアクティビティブック」「ABC学習用アクティビティブック」「動物アクティビティブック」のように、より具体的なキーワードを使う方が、競争率が低く、検索されやすくなります。
Etsyのタグは、競合の売れ筋商品を参考にしましょう。
検索窓にキーワードを入力し、上位表示されている商品のタグをチェックします。
共通して使われているタグは、効果的なタグである可能性が高いので、積極的に活用しましょう。
商品概要欄(商品の説明文)は、SEO対策としては重要度は低いですが、顧客への情報提供として重要な役割を果たします。
商品の仕様、寸法、作り方、使い方など、顧客が購入前に知りたい情報を詳しく記載しましょう。
デジタル商品の価格設定 – 安売りは損のもと
デジタル商品の価格設定は、非常に重要です。
低価格すぎる商品は、利益が出ないだけでなく、顧客に品質が低いと思われてしまう可能性があります。
Etsyでは、0.5〜2ドルの低価格帯の商品をよく見かけますが、これはおすすめできません。
なぜなら、Etsyの手数料(取引手数料6.5%+20セント、決済手数料3%+25セント)を考慮すると、利益がほとんど残らないからです。
手数料を考慮すると、少なくとも10ドル以上で販売することをおすすめします。
10〜20ドルであれば、顧客も購入しやすく、十分な利益を確保できます。
デジタル商品は、「複製コスト(新たに商品を作るための費用)」がかからないため、物理的な商品よりも利益率が高いのが魅力です。
しかし、だからといって、価値が低いわけではありません。
顧客が10〜20ドルの価値を感じるのであれば、その価格で販売するべきです。
まとめ
デジタル商品販売は、時間や場所に縛られない自由な働き方を実現できる魅力的なビジネスモデルです。
この記事では、デジタル商品販売で成功するための4つのステップをご紹介しました。
- アイデアを生み出す: あなただけのニッチを見つけよう。
- 市場調査: 売れる商品を見極める。
- 商品作成: 最小限の労力で最大限の価値を。
- SEO対策: 顧客に見つけてもらうために。
さあ、あなたもデジタル商品を販売して、自由なライフスタイルを手に入れてみませんか?